たら子の唐墨 捨てられていた未成熟卵で

右上は丸ごと。左下はスライスした「たら子の唐墨」

北海道では2月にスケソウダラがとれます。
大きなたらこは、福岡県で明太子になりますが、小さな未成熟卵は捨てられていました。
「未成熟欄を商品にできんか?」という話が持ちこまれました。
懇意にしている魚料理の専門家が「カラスミにしてみたら?」と、つくりかたを教えてくれました。

カラスミを丸ごとパッケージすると見た目がよいのですが、ひとつひとつ何グラムあるか測る手間がかかります。色が異なるタラコもあって見栄えの差が出てしまいます。
そこで、スライスした商品も売り出しました。

「捨てるものがお金になる」ということで、北海道の漁協が少量ずつでもおろしてくれるので、冷凍庫を使わないですむのも助かってます。

 北海道のスケソウダラが不漁の時、アメリカのものも試してみたけれど、質がはるかに劣っていたので使うのはやめました。

「たら子の唐墨」は、輪島海美味工房で一番売れている商品です。

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